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お惣菜で毎日をもっと楽に、もっと美味しく 「ヤマザワデリ」は暮らしの強いミカタ!

ヤマザワの新しいお惣菜ブランド「ヤマザワデリ」の、人気商品やイチ推しの一品をご紹介!そして、お惣菜づくりに込めた想いについてもお話を聞いてきました。

October 31, 2025

山形県を代表する「地域密着型スーパー」のヤマザワ。

食卓を彩るさまざまな食材や商品を扱うほか、お惣菜ブランド「ヤマザワデリ」にも力を入れています。

多くの店舗で、広いお惣菜コーナーが設けられています。
山居町店にご協力いただき、撮影させてもらいました。

このヤマザワデリ、開発にあたっては一般女性を対象に食事や料理についてのお悩みや困りごとについてのヒアリングを実施し、“ヤマザワのお惣菜があって本当に良かった”と実感してもらえるような商品を目指して誕生しました。

今回はそんなヤマザワデリの人気商品やイチ推しのお惣菜をご紹介!

さらに、新しいお惣菜ブランドをはじめたエピソードについても聞きました

人気のカツ重は出汁を効かせた本格派の味わい!

まずお話しを聞いたのは惣菜商品部の畠山さん。お惣菜商品の開発や食材の仕入れなどを担当されています。数あるお惣菜のなかでも特に人気のある商品について聞くと、「人気なのはやはり熟成三元豚のロースカツ重ですね」との答えが。

ボリューム満点のロースカツ重。
肉は厚みがあり、贅沢感も◎

ヤマザワのお惣菜といえば、真っ先に思い浮かぶのがこのカツ重。

柔らかくジューシーなカツに出汁の風味が効き、ボリューム満点ながらも優しい味わいが特徴です。

畠山さん「じつは9月からリニューアルしていまして、お肉の厚みを増やしたのでより食べ応えがアップしています。出汁もうるめ節、さば節、かつお節、昆布の4種類の一番出汁を使用することで、風味豊かで伸びのある味わいに仕上げました」

手軽に買えるお惣菜ながら、定食屋さんやおそば屋さんが作るカツ丼のような「出汁」の旨味が感じられるのが「肉厚!熟成三元豚のロースカツ重」の魅力。

ファンが多いというのもうなずけます。

「食卓にちょっと一品」にぴったりのポテサラ

忙しくてなかなか料理に時間をかけられない人への、「頼れる存在」であることに力を入れて展開しているヤマザワデリ。食卓にもう一品加えたいときのおすすめのお惣菜を聞きました。

畠山さん「ポテトサラダも非常に人気のある商品です。しっとりとした口当たりと甘みが特徴の北海こがねを使用していまして、いろんな料理の付け合わせとしてぴったりな一品だと思います」

野菜などの具材もたっぷり!

簡単そうに見えて、いざ自分で作ろうとすると美味しく仕上げるのがなかなか難しいのがポテトサラダ。

実際に食べてみると、おどろくのはクリーミーで濃厚な味わい。これはポテサラ好きな人にもぜひ試してもらいたい美味しさです

きゅうりやにんじんなども入っているので、野菜がしっかり摂れるのもうれしいポイント。

大きいサイズから小さいサイズまで細かく分かれているのでライフスタイルに合わせて選ぶことができ、まさに「食卓の強いミカタ」です。

季節やニーズに合わせてお惣菜の味に変化も

畠山さん「お惣菜については担当バイヤーが商品を持ち寄って、お互いに意見交換をしあう検食会を毎週実施しています」

どんなお惣菜をつくるか話し合う中で、定期的にリニューアルしていく商品もあるのだとか。

畠山さん「例えば定番商品の『塩とりから』ですが、夏にはニンニクの風味を加えてビールに合うようなパンチのある味にし、秋冬には生姜と藻塩をつかった香り豊かな味わいに変えています」

つや姫塩麹で柔らかな仕上がりに。

塩とりからは店舗で一つ一つ手づくりしているこだわりの商品。定番人気だからこそ、季節によって味わいに変化をつけ、季節感やお客様のニーズに合うように工夫されています。

また、11月には「ミニメンチカツあんかけ」のリニューアルも予定されていて、15年以上変えてこなかったオリジナルのタレの味を見直すのだとか、こちらも気になります…!

「生鮮連動型」のお惣菜づくり

そして、地元山形を代表するスーパーということもあり、地域の旬の食材をお惣菜に取り入れるという「生鮮連動型」にも力を入れているそうです。

畠山さん「青果部門で仕入れている舞茸を天ぷらにしたり、県内産のサツマイモを天ぷらや大学いもにしたりするなど、店舗で販売している良い食材を積極的にお惣菜にも取り入れています」

ミニメンチカツあんかけにさつまいもの天ぷらを添えてみました。

畠山さん「お店で人気の『熟成ウインナー』を使ったお弁当もあります。お惣菜を通して良い商品を知ってもらえたらと思うので、ぜひ食べていただきたいですね」

こだわりの食材や商品がお弁当でも味わえます!
庄内の店舗で「手作りお好み焼き」が買えるのは山居町店だけなのだとか!

素材にこだわり、ご担当者同士で「美味しいものを届けたい」と日々見直し、改良をかさねながらつくられているヤマザワデリ。

家庭料理のような優しい味わいは、そんな「お惣菜づくりへの想い」からきているのかもしれません。

「ヤマザワデリ」に込めた想いとは?

ヤマザワデリはお惣菜の新ブランドとして2025年3月に誕生しました。

これまでもロースカツをはじめ、人気のお惣菜は多くありましたが、なぜこのタイミングでお惣菜にさらに力を入れるようになったのでしょうか?

ここからは、ヤマザワデリ始動のいきさつやブランドに込めた想いについて、ブランド戦略室の安孫子さんと土屋さんにお話を聞きました。

今晩のおかずを選ぶモードになりつつある編集部スタッフ。

年々高まっている「お惣菜」のニーズ

安孫子さん「ヤマザワデリを立ち上げたきっかけは2つありまして、まず1つは当社でのお惣菜の売り上げが年々上昇していることが大きな理由ですね」

共働きの増加や世帯数の減少などの影響もあって、お惣菜のニーズは増加傾向にあります。山形県は共働き率が全国2位(2024年時点)のため、調理の負担がかからないお惣菜が求められる背景がうかがえます。

安孫子さん「2つ目としては当社としての取り組みの話しになりますが、現在、日本の農業従事者は約110万人と言われています。高齢化が進んでいることもあり、5年後には約80万人にまで減ってしまうという予測が出ている。そんななかで当社としては地元の農業従事者の方々と一緒に歩み続けたいという想いがありました」

お惣菜で地域を応援したい

安孫子さん「もちろんこれまでも店舗の青果部門では地元産の野菜や果物をメインに取り扱っていました。『ヤマザワデリ』をはじめることで、惣菜部門でも地元山形や東北の食材を積極的に取り入れた商品を提供するという、もう一段階深い取り組みを行っていきます」

お惣菜を通じてお客さんだけでなく、食材を作っている農業従事者の方や生産者の方も応援していく。地域に根差したスーパーだからこその想いが感じられます。

女性たちの声を取り入れたお惣菜づくり

そして、ヤマザワデリの立ち上げにあたっては女性を対象に「食事の際の困りごと」や「お惣菜に求めること」などのヒアリングが行われました。

ヒアリングを担当した土屋さんは、子育てをされているお母さんでもあるので、共感できる内容も多かったとか。

健康志向の高まりを受け、サラダパックも充実。

「ヒアリングは10分程度、200名くらいの方からお話を聞きました」と土屋さん。率直な意見が聞けるようにとアンケートやWEB回答ではなく、対面でお話しを聞いたそうです。

土屋さん「特に多かったのが、『食卓にスーパーのお惣菜を出すと、手抜きをしていると思われるかも』という声でした」

「調理の負担や時間をなるべく減らしたい」と「家族のためにちゃんと料理を作りたい」という気持ちの板挟み。共働きや家事分担が進んでいても、家族のために料理を作るのは女性のほうが多いという現状があります。

お皿に盛り付ければもう、家庭の味。

土屋さん「他にも『揚げ物のお惣菜はどんな油を使っているか分からないから買わない』という声もありました。お客様の不安を払拭するためにも、揚げ物はすべてキャノーラ油を使用していることを売り場の掲示物で示すようにしました」

世帯構成の変化を感じる意見も

土屋さん「『量が多すぎるから小分けにしてほしい』というご要望も多かったですね。山形は三世代同居率が高いこともあり、お惣菜もそれを踏まえて量を設定していました。現在は世帯の構成も変化していますので、見直しが必要だと気づきましたね」

小分けで食べられるお惣菜も人気です。

お惣菜を活用して、暮らしに余裕と楽しさを

消費者目線のリアルなご意見やヒアリングで得た気づきを活かし、目指すのは「ヤマザワのお惣菜があって良かった」と感じていただけるような、暮らしを応援する商品。

手作りにこだわりたい方も、例えばトンカツなら、めんつゆと卵を使ってかつ丼やカツ煮にしたり、カレーに載せてカツカレーにしたりと、ひと手間加えれば違う料理にアレンジできるのもお惣菜のメリット。

土屋さん「調理が不要なのですぐに食べられ、洗い物や後片付けも減らせるので『自分の時間』がもっと確保できるようになるのがお惣菜の良さだと思います。うまく活用することで、暮らしにちょっと余裕が生まれるような、そんなお惣菜を提供していきたいですね」

今日の献立に迷ったら、お惣菜コーナーへ。

お話しを聞き、あらためてお店に足を運ぶと、お惣菜のラインナップの豊富さにきっとおどろくはずです。

調理を楽にしてくれるとともに、「ちょっと一品」が気軽に試せるので毎日の食卓が楽しくなる。そんな魅力がいっぱいのヤマザワデリ。

あなたもぜひお気に入りの一品を探してみてくださいね。

取材協力:ヤマザワ山居町店(酒田市山居町2-5-5)

この記事を書いたヒト
エンドウ ジュン
ライター/カメラ:酒田在住。
庄内の美味しい食べ物をこよなく愛しています。
故にダイエット中ですが結果は出ていません。
この記事を書いたヒト
石澤 マナカ
デザイナー/ライター:純度100%の鶴岡市民
「何事も見て・やってみる」がモットーです。
民芸品や立体造形に興味があります。
この記事を書いたヒト
長澤 久美
ライター:酒田在住の一児の母、子育て奮闘中
大食いなのでいろんなお店へ通っています。
いろんな人の話を聞くのが好きです。
この記事を書いたヒト
庄司 あやの
デザイナー/ライター:生粋の酒田っ子。
食べることが大好きなため食事制限を諦め運動中。
自然と動物に毎日夢中。
この記事を書いたヒト
佐藤 太一
ライター/カメラ:3年前に仙台から移住。
住居の目の前がお墓で夜が少し怖い。
ビジネスホテルでお湯を沸かすのが好き。
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