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櫛引の「カラフルぶどう園」でぶどう狩り!一粒ずつ味わえる「食べ比べ」の魅力をお伝えします!

秋へ気持ちを向けつつある編集部は、「フルーツを狩りたい」強い気持ちにより、櫛引にある「カラフルぶどう園」でぶどう狩りを決行!なんとここでは、一粒ずつぶどう狩りをし、食べ比べができるという…!時期ごとに旬が移り変わっていくぶどう狩りの魅力をご紹介します。

August 28, 2025

夏の熱気に包まれる日々の中で、少しずつ、爽やかな風が吹き込むようになってきた庄内。
編集部の気持ちもだんだんと秋の方向へ。

スポーツがやりたいだの、読書がしたいだの、ご飯いっぱい食べたいだの……そんな声が飛び交うなかで、ひときわ大きな声が上がりました。

「やっぱり秋といえば、フルーツ狩りでしょう!」

まだまだ暑く、秋気分はまだ気は早いですが、これには全員が「…フルーツ…狩りたい!」と即賛同。

各々のフルーツへの貪欲さが、編集部全体をパリッと引き締めるのでした。

とはいえ、秋の味覚といえば梨やりんご、いちじくなど候補はさまざま。

その中で、「今まさに旬を迎えて、しかも彩り豊かに味わえるのはやっぱりぶどうだよね!」と意見が一致。

晩夏のフルーツ代表格として、今回の“狩り”はぶどうに決定しました!

そして早速、櫛引にあるぶどう園「カラフルぶどう園さん」へご連絡。

本来であれば8月30日からの受付開始を前に、特別に取材と体験をさせていただけることに!

いまこの瞬間にしか味わえない“ぶどう狩り”の魅力を、皆さんにたっぷりお伝えしていきます!

食べ比べができるぶどう園で「カラフル」ぶどう狩り体験!

本日はぶどう園とカフェを営むお三方に案内していただきました。

左から 佐久間恵都さん、佐久間富井さん、川島朋美さん

ぶどうの栽培を主にしている佐久間さんに案内していただきながら、早速ぶどう園の中へ…

園内では約20品種ものぶどうが栽培されています

農園に入って目の前に広がるぶどう畑のなかで、文字通り「カラフル」なたくさんのぶどうが実っています!広大な畑を目の前に、「ここでぶどうが狩れるのか!」と胸が踊ります。

ハウスに入ってまっすぐ進むと、ぶどうの狩り方、ハウス内のぶどうマップが設置されています。

通常ぶどう狩りは一房ずつ収穫しますが、カラフルぶどう園では、様々な品種のぶどうを一粒ずつ狩り、食べ比べできるのが特徴です!

今まで体験したことのないぶどう狩りの方法で想像がつきませんが、百聞は一見にしかず、早速ぶどう狩りスタートです!

カラフルぶどう狩りスタート!

ぶどう園に入ると、無数に実っているぶどうの中で、傘がかかっているぶどうがあります。この傘がぶどう狩りできる房の印になっています。

ハウスに入って真っ先に出会ったぶどうは、青みがかった黒が綺麗な黒品種「高墨」です。

早速傘のある房でぶどう狩りをしてみます!

実に触れた瞬間わかる、ぶどうのハリ!
房もかなりしっかりしている印象です。早速食べてみます…

果肉が甘い!!

口に入れた瞬間から果汁たっぷりの果肉が溢れ出します。強い甘味と程よい酸味がとても良いバランスになっています。

高墨は種あり品種です。種あり品種は種なし品種に比べ、ぶどう自体が強く育ち、しっかりした味わいや食感になり、そのぶどう本来の強さを味わえます!

…様々なぶどうを食べられる、なんて夢のようなぶどう狩り!

高墨を食べ終わり、園内を少し進むと赤品種「安芸クイーン」が実っています。

取材時の安芸クイーンは、赤になり切る前の優しい色合いです。

味はとてもジューシー!甘さが特徴の赤系のなかでも特に糖度が高い品種なので、強い甘味を感じます!取材時でも十分甘いと感じましたが、ぶどう狩りスタートの時期には酸味が抜けてより甘い安芸クイーンを楽しめるかと思います!

こちらも高墨同様、種あり品種になっており、本来のぶどうの味を存分に楽しめる品種です!

ハウスのさらに奥の方へ進むと、白品種「ロザリオ・ビアンコ」が見えてきます。

日の光が透き通るような白色が目を惹きます!

甘味が強いけど、さっぱり…!甘さの中に酸味をほのかに感じ、上品な味わいになっています。

ロザリオ・ビアンコも種あり品種です。また、10月頃からは、マスカット・オブ・アレキサンドリアを同じ親に持つ兄弟品種の「ロザリオ・ロッソ」も食べ頃を迎えるので、時期を狙って食べ比べてみるのもオススメです!

ロザリオ・ビアンコの付近に実る黒品種「種なしピオーネ」も食べてみます!

「巨峰」を親に持つため、香りがよくて粒が大きく、濃厚な甘味と深みがある味わいです!

弾力も相まって食べ応えがあります。

こちらのピオーネは種なし品種なので、食べやすくオススメです!


高墨の近くにあり、気になっていた黒品種「高尾」も食べてみます。

ピオーネとは実の形が少し違い、先の尖った楕円形になっています。

実は小ぶりですがコクのある甘さで穏やかな酸味があり、バランスが絶妙です

同じ黒品種である「高墨」と比べると皮の渋さが少ない印象、そして種なし品種なので食べやすいのもうれしいポイントです。

今回一粒ずつのぶどう狩りをしてみて、たくさんの品種を食べ比べ、味や風味の違いを存分に楽しめるという初めての体験ができ、感動しました。

一番多くの品種を食べられる時期は、今年はおそらく9月中旬から10月中旬くらいまでとのことです。多ければなんと11種類ほど楽しめるのだそう!

園内の椅子に座って食べることもできます!

ぶどう園の中の美味しいぶどうをスタッフがしっかり選んで傘をかけているので、その時期の一番美味しいぶどうを味わうことができる、とても贅沢なぶどう狩りになっています。

ぶどう狩りの詳細はカラフルぶどう園さんの HPから!

ぶどう狩りは8/30(土)から始まります!

秋の自然の恵みを一心に受けるべくぶどう狩りをしましたが、その中でも秋の移ろいを感じられる、とても魅力的なぶどう狩り体験でした!行った時期にしか出会えない味があり、まさに一期一会の体験です。

皆さんも、カラフルぶどう園さんのぶどう狩りで、秋の恵みを存分に楽しんでみてくださいね!

この記事を書いたヒト
エンドウ ジュン
ライター/カメラ:酒田在住。
庄内の美味しい食べ物をこよなく愛しています。
故にダイエット中ですが結果は出ていません。
この記事を書いたヒト
石澤 マナカ
デザイナー/ライター:純度100%の鶴岡市民
「何事も見て・やってみる」がモットーです。
民芸品や立体造形に興味があります。
この記事を書いたヒト
長澤 久美
ライター:酒田在住の一児の母、子育て奮闘中
大食いなのでいろんなお店へ通っています。
いろんな人の話を聞くのが好きです。
この記事を書いたヒト
庄司 あやの
デザイナー/ライター:生粋の酒田っ子。
食べることが大好きなため食事制限を諦め運動中。
自然と動物に毎日夢中。
この記事を書いたヒト
佐藤 太一
ライター/カメラ:3年前に仙台から移住。
住居の目の前がお墓で夜が少し怖い。
ビジネスホテルでお湯を沸かすのが好き。
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